攻城記

翁山城
 
別  名・・・護国山城

主な城主・・長谷部氏

☆府中市指定史跡

概 要・・・「平家物語」の「信連合戦」に記されている高倉殿に仕えていた長谷部信連の流れを組むといわれる城主長谷部氏は南北朝争乱の時北朝方に属し、南朝方有福城の竹田氏との戦を始め数々の戦に参加して戦功をたてたので、暦応3年(1340年)上下の地頭に任ぜられ、前地頭斎藤氏の後、丹下城を賜り根拠地としていた。
その後戦国時代に至り、長谷部大蔵左衛門慰元信により領域は拡大され、居城も此の地に移されたものである。
山は傾斜急峻で比高160m余り20くらいの郭を配し、要所は石垣を築く等、全山を城郭化している堅固な山城であった。
関ヶ原の合戦の後毛利氏の萩移転に伴い、長谷部氏も主流は萩へ移住し、当城は廃城となったといわれる。
※現地説明看板より


上下町に聳える翁山
山全体をクリマスツリーと化すイベントが有名でしたが、2008年で終了してしまいましたね