攻城記

富田城
 
別  名・・・月山富田城、月山城、富田月山城

主な城主・・佐々木氏、尼子氏、毛利氏、堀尾氏

☆国指定史跡

概 要・・・平景清が築城したとの伝承もあるようですが、鎌倉時代初めの頃佐々木義清が出雲・隠岐の守護職となり、月山に居館を構えたのが始まりであるとされています。
1391年京極氏が出雲守護となり、翌年京極高詮は、甥の尼子持久を守護代とする。
1484年守護代尼子経久所領横領により追放され、塩谷掃部介が守護代となる。
1486年尼子経久が奪回し、尼子氏の全盛期を築く。
1543年大内・毛利連合軍に攻められるが、新宮党の活躍により撃退した。
1565年再び毛利氏の包囲され篭城、翌年降伏開城し、後は城代として毛利家臣が居城した。
1569年山中鹿之介らが尼子再興を目指して攻めたが、落とせなかった。
関ヶ原で戦功のあった堀尾吉晴・忠氏父子が遠江浜松より入城した。
1611年堀尾忠晴が松江城に移ったため廃城となった。

出雲を中心に中国地方に一大勢力を築いた戦国大名尼子氏の居城、富田城!
ついにやって来ました!